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直前の文字が0回か1回(?)
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メタ文字の1つであるクエスチョン(?)をパターンの中に記述すると、クエスチョンの前にある文字が0回か1回現れる場合にマッチします。0回と言うのは対象の直前の文字が存在しない場合です。
例えば次のように記述します。
/Go?gle/
上記の場合、クエスチョン(?)は直前の文字(今回は「o」)が省略されるか1回だけ現れた場合にマッチします。その為、今回の場合でマッチするのは「o」が無い場合と「o」が1回だけ現れた場合です。(直前の文字が無い場合は、空文字にマッチしていることになります)。
マッチするもの:
Ggle Gogle
メタ文字のプラス(+)やアスタリスク(*)よりも、より限定的なものとなります。
サンプルプログラム
では簡単なプログラムで確認して見ます。
use strict; use warnings; use utf8; binmode STDIN, ':encoding(cp932)'; binmode STDOUT, ':encoding(cp932)'; binmode STDERR, ':encoding(cp932)'; print "「Go?gle」にマッチするかどうか¥n¥n"; &check("Ggle"); &check("Gogle"); &check("Google"); &check("Gooooogle"); &check("Gmgle"); &check("Gomgle"); sub check{ my ($str) = @_; if ($str =~ /Go?gle/){ print "○:$str¥n"; }else{ print "×:$str¥n"; } }
上記を「test4-1.pl」の名前で保存します(文字コードはUTF-8です)。そしてコマンドプロンプトを起動し、プログラムを保存したディレクトリに移動してから次のように実行して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )